稲葉浩志の大ファン
私は根っからのB’zの稲葉浩志(以降稲葉さん)の大ファンです。歌詞とその歌声が大好きなのです。ほぼ全部のB’zおよびソロ活動関係のシングルおよびアルバムを購入しています。
その稲葉さんがあの哲学者ニーチェの生まれ変わりではないかと思うようになったのです。だいぶん前から薄々は思っていたのですけどね。稲葉さんもニーチェもそれを否定すると思います。しかし生まれ変わりだと思えるような極めて似ていると思えてならない思想というか思考回路が両者に共通しているのです。
ニーチェの「強者と弱者」
ニーチェの考え方で「強者と弱者」というものがあります。これは権力を持つものと持たない者、支配者と被支配者という区別を意味しているものではありません。
「強者」は創造力を持ち、行動的で積極的に物事を作り出して生を楽しむことを知っている人間のことです。一方で「弱者」はその逆で自分に価値を見出すことができず、そのため自分の価値評価は屈折したものとなります。
人間は誰しも弱い部分があれば強い部分もあると思われます。つまり完全な「強者」はいないはずで、一方の完全な「弱者」もいないはずです。だからニーチェはその不完全な我々人間が持つ「弱いところを克服して強くなれ」、つまり「弱者」から「強者」になれと伝えたかったのだろうと私は思っています。
稲葉さんの歌詞
稲葉さんの歌詞には「弱い自分を克服して強くなるぞ」というような人物を描いたものが多いと私は思います。その歌詞を挙げれば枚挙に暇がないので一曲だけ挙げるとすればB’zのTHE CIRCLEというアルバムに収録されているBrighter Dayという曲です。歌詞を掲載することはできませんが英語の歌詞です。歌詞の内容を意訳してまとめると「弱い自分が強くなろうと自分を変えて最後には輝ける日々へと続く道を見つける」というような感じです。
ニーチェと稲葉さんに共通する「継続的自己成長」
ニーチェも稲葉さんも双方とも「弱い自分を変えて強くなろう」という意志が共通してると思います。これは一つの価値観です。もちろん別の思想家や別の作詞家のなかには「ありのままの弱い自分でいいんだよ」といったような価値観を唱えたり書いたりしているかもしれません。しかし私は「弱い自分を変えて強くなろう」という価値観が大好きなんです。「弱い自分を変えて強くなる」というのは「継続的自己成長」ともいえます。これは私のライフテーマです。死ぬまで学習して成長していきたい、そう強く思い日々生きていきたいです。
今回参考にした書籍を下記に載せておきます。
しっかり泣いた後は いっぱい元気を出そう
ネガティブになりかけたりヤル気が出ない時に上掲の歌や本を聞いたり読んだりすると、ポジティブになって元気が出てくるはずです。
もちろん、落ち込んだときには緩めの曲にどっぷり浸って泣くことも悪くないでしょう。
しかし、涙も枯れ果てて疲れ切ったら、今度は元気を出して気合を入れるフェーズかもしれません。そんなときにはB’zや稲葉浩志を聞いたり、ニーチェを読んだりするのも良いと思われます。少なくとも私はそうしています。
エナジードリンク的効果で復活
私にとっては稲葉さんの曲とニーチェの本がエナジー賦活剤です。皆さんにもそれぞれ元気をくれる曲や本などがあるはずだと思います。落ち込んでどうしようもなくなったときは、ぜひ、そういう曲や本、漫画、アニメ、映画などを楽しんで元気をだしてください。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
秘密の愛読書:マーティン・イーデン (白水Uブックス)