Western Digital製の3TBあるHDDをデスクトップPCの内蔵HDDにしようと思いたちました。それまでは外付けとして使っていました。その時は3TBとPCでも表示されていました。
ここで私は間違ったことをしてしまいました。今まで使っていた3TBの外付けHDDをフォーマットせずにそのままPCの内蔵HDDとして使おうとSATAケーブルで繋いでしまったのです。そして電源ボタンをポチッと押してしまいました。
POST画面から進まないどころかBIOSにも入れなくなりました。BIOSに入ろうとしても「entering setup…」と表示されたまま停止してしまうのです。
仕方がないので先ほど取り付けた3TBのHDDを外して起動しました。そしてそのHDDを外付けとしてPCに繋いでみると3TBあるはずの容量が1.5TBくらいしかないのです。ディスクの管理でプロパティを見てみた時の画像が以下です。ドライブ名もXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXという感じでおかしくなっています。何度かフォーマットしても全く変化がありませんので、ググってみたんですが「746GBと表示される」という結果がたくさん出てきました。何個か読んでみたのですが今回の生じた問題とは違うようでした。今回の問題みたいに中途半端に1.5GBしかないという問題を生じた場合の対処法がなかなか見つからないのです。
そりゃそうですよね。データが入っていてフォーマットしていないHDDを内蔵として使おうというバカは私くらいのもんでしょう。
仕方がないので「Western Digital HDD format」なんかの英語でググったりしてるとWestern Digital謹製のWestern Digital Data LifeGuard Diagnosticsというソフトの存在を見つけました。ダウンロードした後、インストールしてみて起動してみました。やはり1.5TBくらいしかないです。ここでQuick Eraseというのをしてみました。この作業は1分もかからずに終わりました。しかしながら表示されている容量は1.5TBくらいのままで変わらなかったです。そこで、Full Eraseという作業を行いました。
ご覧の通り、この作業は3時間位かかりました。この作業が終わっても表示は1.5TBのままでしたが、一度この外付けHDDをPCから外して再度繋いでやると無事3TBの容量を認識しました。
ここまで来ると後の作業は早く済みました。PCをシャットダウンして、この3TBのHDDをSATAで接続しPCを起動しました。今回はPOST画面で止まることなくスムーズに起動しました。次にディスクの管理でボリュームをGPT、NTFSでフォーマットして割り当てて無事作業終了。ディスクの管理で見てみても問題ないです。
ボリューム名ですがC、Dは元々あったので、AかBにしようかと思いましたがフロッピーディスクがもしかしたらいつか復権するかもしれないので止めておきました。まぁありえないですけどね。