「世界は俺たちのもの」幻想ゲーム

いつもより早い、午前5時ころに起床。

ネットでニュースを読んだりしながら、以下の曲を何回かリピートしながら聴いていた。

音楽鑑賞

ランニングハイ / Mr.Children

太陽が照りつける朝に、この曲が自分の心とやけにシンクロするような気がした。

Dawn Runner / B’z

既に太陽は昇っていた朝だったが、Mr.Childrenの曲の「ランニング」つながりで聴いていた。

もうちょい新しい日々を望んでいる心境がうまく表現されていた。ランニングハイと同様に私の心とシンクロした気がしている気がした。

ベンチとコーヒー / BUMP OF CHICKEN

気分転換にベランダに出てみた。小学生たちの通学の途中の様子が見えた。歌詞にも出てくる景色が再現されているような情景だった。

ギルド / BUMP OF CHICKEN

ベンチとコーヒーに続けて、BUMP OF CHICKENの曲である。

「世界は自分のモンだ」という歌詞を聴いて、ある映画を思い出す。

その映画は、マチュー・カソヴィッツ監督の「憎しみ」というタイトルのものである。

映画「憎しみ」を鑑賞

その「憎しみ」を観たいと思い、加入しているサブスクリプションのサイトを探してみたが見つからなかった。

DVDを持っているので、仕方なく、部屋の奥の方にあるダンボール箱を引っ張り出してきた。

そして、その中にあるマチュー・カソヴィッツDVDコレクションから「憎しみ」を取り出し、鑑賞を始めた。

簡単にこの映画の説明をしておきたい。

マチュー・カソヴィッツ監督による映画「憎しみ(La Haine)」は、1995年に公開され、フランス映画の代表的な作品の一つとして知られている。この映画は、貧困や人種差別、暴力など、現代社会が抱える問題を扱った作品で、社会問題を描きながらも、若者たちの友情や希望を描いた作品として高い評価を受けている。

ストーリー

物語の舞台は、パリ郊外の貧困地区。主人公のヴィンス、サイード、フブートは、移民の子供たちであり、毎日を失業や貧困との戦いの中で過ごしている。ある日、フブートの友人が警官に射殺され、フブートは友人の死を悼むために、ヴィンスとサイードと共に街をさまよい始める。

彼らは、街を支配する警官やスキンヘッド、アラブ系のギャングたちと遭遇し、さまざまな事件に巻き込まれていく。彼らは、暴力や怒りを爆発させ、同時に友情を深めていく。

意義

「憎しみ」は、貧困や人種差別、暴力など、現代社会が抱える問題を鮮烈に描き出した作品である。監督のカソヴィッツは、移民の子供たちが抱える問題に焦点を当て、社会的弱者の視点から、現代社会が抱える問題を問いかけている。

映画は、現代社会が抱える問題を扱いながらも、主人公たちの友情や希望を描いた作品として、多くの人々に感動を与えた。また、映像表現において、白黒映像やスローモーション、手持ちカメラなどの手法を使って、現実感を強調し、物語に臨場感を与えている。

「憎しみ」は、フランス映画史において、社会的問題を扱った重要な作品として評価されており、現代社会が抱える問題を考えるきっかけを提供してくれる作品の一つとなっている。

家での平凡な日常、そしてすでに夜

この映画を見終わった後、この映画の冒頭で挿入される曲、「Burnin’ and Lootin’」をリピートで聴いていた。

そのまま気がつけば陽はとうに沈み、夜になっていた。

私が今やらなければならないことは、この曲でBob Marleyが叫んでいるように

Burning all illusion tonight (今夜すべての幻想を焼き尽くす)

ことだけなのかもしれない。

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