江原克徳のイノベーションへの旅:失敗から学んだこと

自己変革の旅

イノベーション(以後、革新、もしくは、刷新)という響きに現在も酔ったままである。

初めて私がその言葉「革新(刷新)」を知ったのは、いつ頃だったかは忘れてしまった。
しかしながら、己の人生を振り返ってみると、日々その革新の連続だったように思う。
もちろん現在でもそうだ。
自分を革新・刷新させるためには挑戦し続けなければならない。
ただそれだけだ。
そしてその挑戦によって失敗の連続だろうとしても、残るのは成長のみである。

失敗からの学び

これまで数々の失敗を繰り返してきた。

時系列的に振り返りながら昇順でリストアップしたものが下記のとおりである。

・算数どころか四則演算を知らないのに、先生に褒められたくて必死に数学記号を使ってノートを書いた幼稚園時代。

・非常ベルを鳴らしたらどうなるか知りたくて、実際にそれを押してみた、小学校低学年。

・先生に言われるまま、合唱クラブと金管バンドクラブに入り、朝夕必死に練習した、小学校中学年から高学年。

・母に、交際を中止し、付き合うなと注意された友人たちと遊び続けた中学時代。

・理不尽だと感じた数学教師から逃げたいがために選んだ私立文系コースで最悪な結果しか残せなかった高校時代。

・8年半も在籍しながら、断続的にキャンパスに通った大学時代。

・定職に就くことができず、無職を含みつつ、職を変えながら過ごした社会人時代。

・アイデアもなく起業した昨年の春。

以上、これまで46年間の人生の中でほんの一部の失敗を列挙した。これ以外にも多数ある。
上記、それぞれ失敗であると認識しているが、それらは全て私にとって学びの源泉である。
即ち、失敗こそ成長の源泉である。それ以外にないとさえ思っている。

リスクテイキング

リスクを取る・リスクテイク。これが私の今までを振り返ってきて行ってきたことの主なコアである。
リスクを取ると胸が高鳴り、俗っぽく言えばワクワクする。
己を革新させるためにはリスクテイクしかないと思っている。

例えば、上記には掲げていないが、大学へ進学する時に、東大でもなく、早稲田でもなく、そして慶應でも三田ではなく、
当時、ある程度は認知されていたかもしれないが、まだ開学されて8年目のSFCへ進学した。自己を刷新させるための選択であった。

入学当初は生まれ育った姫路よりも鄙びた藤沢の湘南台で、これから4年間どうやって過ごそうかと思っていた。

しかし、その不安な思いは一瞬で消え去り、それどころか、楽しみすぎて8年半も過ごすことになった。

そして、今でもそのSFCと良好な関係を続けさせていただいている。
両学部長はじめ、多くの方々と懇意にさせて頂いている。

即ち、リスクテイクした結果、少なくとも今の私の幸せな感情なり豊かな気分がある、と確信している。

持続的な学習の重要性

そのSFCでは、言語とコンピュータの双軸で学習を行っていった。

私がそこで得たもの、そして現在も学習を継続しているものは、
・英語、仏語、マレーインドネシア語、北京語、およびコミュニケーション(言語、非言語、その他媒体含む)など
・C言語、C+言語、HTML、CSS、Javascript、Perl言語、PHP言語、Python言語、およびネットワーク構築を含むUnix活用・運用など
である。

上記、2つに共通することは、コミュニケーション、である。
前者が自然言語、後者が人工言語。
そしてそれらの双方の言語を使ったコミュニケーションこそイノベーション(革新、刷新)を自己及び外部環境、すなわち世界を変えるものである、と思っている。

パーソナルブランディングとイノベーション

リスクテイクした挑戦をし続け、失敗をし続ける。
そして、自己を常に成長させ続ける。

自己の判断で選択をし続け、失敗した責任は全て自分に帰する。
ならば、自己改善、すなわちイノベーションさせるしかない。
自己刷新させるしかないのである。

これが私のパーソナルブランディングの方法であり、築き方である。

自己陶酔かもしれないが、これからもイノベーション(革新、刷新)に酔い続けながら、アクションをし続けていく。

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