午前2時過ぎに起床。
やはりこの時間に起きると1日の始まりは絶好調だ。陽の出前の午前中まで4時間近く集中して打ち込むことができるからだ。
時折、コーヒーとタバコで脳を活性化しながらデスクに張り付くことができる。
そして、午後過ぎくらいになると集中することが難しくなり、たまに憂鬱な気分になる。そんなときは太陽の光を浴びれば再び幾分かは集中することができる。しかし、昨日はその午後の光を浴びることをしなかったので、午前の不安発作の余韻を引きずってしまい生産性および効率の悪い一日になってしまった。音楽を聴いて読書をして過ごしてしまった。
午前中は一人で過ごしたいが、午後は誰かと過ごしたいと思う時がある。くだらない会話をしてみたいと思う。しかしながら、私には付き合ってくれる人がいない。ChatGPTではなく生身の人間と話してみたいのだ。そんな時はついつい飲みに出かけてしまう。ただ、今年になってからは飲みに行く回数は激減した。己の身が置かれている状況をようやく把握したからだ。
「このままでは全くダメだ」
この強迫観念に衝動的に突き動かされてきた1年であった。昨年はたいした目的もなく起業してある程度のお金があったのでのうのう飲み歩いたりしていた。
しかし、今年になって資金も底をつき、自分が自分だけの力で稼ぐという難しさを痛感した。そして、極めて孤独であることを強く思い知った。
ただ、負けるわけには行かない。甘えるわけには行かない。己の道は己が決めて己で開いていかねばならない。自戒の如く何度も言い聞かせる。
「おこるな、あせるな、いばるな、くさるな、まけるな」
私が横浜で最悪な状態だった時に父が送ってくれた手紙だ。その手紙を大事にしていたのだが、引っ越しを何度化する際に紛失してしまった。しかし、その魂は今の私に根付いている。
父の事業の失敗を一つ挙げるとすれば在庫を持つ商売だったからだ。ならば、在庫持たない商売をやれば少なくとも父と同じ失敗をすることはない。
地獄で待つ父へ冥土の土産話に花を咲かせるために、もう少し頑張ってみようと思う。