RyzenでPCを自作したという記事の中に「tsファイルのエンコードも早くなった」と書きました。[blogcard url=”http://nothingtotell.com/ryzen-5-1600-pc/”]
確かにA10-7800を使用していたときよりは早くなったのですが、もっと早くできないものかと調べてみました。
ネットで色んな記事を読んでいるとIntelのQSVなるものが爆速だと知りました。
「Intelで組むしかないかなぁ」と思いつつ価格コムでQSVが使えるCPUの価格を見てみました。PentiumのDual-coreで7,000円くらいでした。候補になったのは以下のCPUです。
ただ新しく録画サーバーを組むとなると最小構成でもDDR4メモリの高騰などもあり5万円以上はかかります。またAMDシンパになった私が今更IntelのPCを組むのは何だかなぁ~と思いつつネットサーフィンをしていました。
するとAMDのVCE(Video Coding Engine)というもので、IntelのQSVに負けず劣らずの爆速でエンコードができることを知りました。
VCEはAMDのグラフィックボード、つまりRadeonが必要とのこと。幸い私はグラフィックボードもAMD Radeonしか持っていません。
早速、VCEでエンコードするため準備しました。
A’s Video Converterというソフト(詳しくはリンク先の作者のサイトをご覧ください)をダウンロードしました。tsファイルをmp4ファイルにするには、このA’s Video Converterとそれに必要な2つのファイル(LAV FiltersとMarumo ISDB Splitter)を用意して準備しました。
A’s Video Converterの詳しい設定などは追々記事にしたいと思っています。
設定を適当に行ってから早速tsファイルをエンコードしてみました。
約1時間番組の「秘密のケンミンSHOW」が約5分でmp4ファイルに変換できました。
今まではMCEBuddyというソフトを使って1時間番組を1時間かけて変換していました。10分の1以下の時間に短縮、つまり10倍以上の速さでエンコードすることができるようになりました。
Radeon RX 560を使ってみましたが、現在2万円くらいですので悪くないと思います。2020年5月11日追記:30,000円くらいに高騰しています。
RX 570の方が良いかもしれません。2020年5月11日現在で20,000円を切っています。
これは激速、爆速、驚速です。AMDの信者で良かったです。
ありがとう、AMD!
でもIntel派の方ならQSVで組むのが良いと思います。