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グラフから見る「東京23区 外国人居住者」

先日、テレビを見ていたら、23区で外国人が3番目に多い区が足立区だと放送されていた。

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そこで少し調べてみた。

23区の外国人比率は約5%

令和4年10月(2022年10月)現在、23区の総人口は9,720,389人。23区の外国人居住者(登録者)は475,381人。23区の人口の約5%が外国人居住者(登録者)になる。

まず、以下の3つのグラフを見て頂きたい。なお3つのグラフは、東京都人口統計課のウェブサイトより

区市町村別国籍・地域別外国人人口 (上位10か国・地域) (令和4年10月1日現在)の統計データを引用して加工したものである。

23区別 外国人居住者総数 2022年10月

23区別 外国人居住者割合 2022年10月

23区別 外国人居住者とその割合 2022年10月

1つ目のグラフは23区別 外国人居住者総数である。1位に新宿区、2位に江戸川区、3位に足立区となっている。たしかに総数では足立区は3位である。

また3つ目のグラフは23区別 外国人居住者とその割合を表したものである。割合では、1位に新宿区、2位に豊島区、3位に荒川区となっている。

NHKの報道が間違いとは言わないが、割合で見れば足立区は12位で23区では中央値である。

数だけで「多い」と言わずに「割合では少ないが」と一言あったほうが正しいのではなかろうか?

そもそも足立区は人口が多いのだから外国人の人口も多くなるのは当然だと考えられる。

一方で千代田区は人口が少ないのだから外国人の人口は最も少ない(割合も13位である)。

中国人、韓国人は全区で多い 一方でアメリカ人は「港・目黒・渋谷」

NHKへの文句はこれくらいにしておこう。

二番目のグラフを再掲する。

23区別 外国人居住者割合 2022年10月

23区全体で中国人と韓国人の割合が高い。

そこで注目したい3つの区がある。

港区、目黒区、渋谷区だ。

この3区は他の20区と比べて米国人(アメリカ人)の割合が高い。港区は言わずもがな、目黒区も渋谷区も高級住宅が立ち並ぶ地域がある。比較的裕福な外国人であるアメリカ人が好んでこれらの3区に住んでいると思われる。

また江戸川区と江東区はインド人の比率が高いことも注目に値すると思われる。

西部3区(世田谷・杉並・練馬)は外国人の割合が低い

三番目のグラフをもう一度見てみよう。

外国人の割合が高い区は、新宿区、豊島区、荒川区、そして北区である。

新宿は大久保がコリアンタウンで有名だが、現在は東南アジアの居住者も増えているようだ。

池袋のある豊島区も中国人に代表されるように外国人の割合が高い。

一方で、世田谷、杉並、練馬の西部3区は外国人の割合が低い地域になる。これら3区は住宅街が広がる地域が広く、人口が多いエリアだ。このため日本人居住者の割合が高くなり、外国人の割合は低くなっているようだ。

外国人をも惹きつける「トーキョー」

新宿は外国人人口も外国人割合も23区でトップである。仕事場も多い新宿駅の界隈のエリアに住むということは通勤にかかる時間が短縮できる。職住密接が外国人には合っているのかもしれない。

もちろん、新宿区にも高級住宅エリアはあるが、港区・渋谷区・目黒区に比べれば少ないと思われる。

東京一極集中は日本人だけではないようだ。外国人にも魅力がある東京。そして日本人と外国人。トラブルもあるかもしれないが世界でも類稀に見る大都市トーキョーで仲良く平和に暮らしていきたいものだ。

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